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物質循環をキーワードに環境高分子材料を探求しています

高分子材料は、軽くて丈夫、さびや腐食に強い、成型加工が容易、透明性があり着色が自由、大量生産が可能などの優れた特徴を持つため、幅広い用途で使われています。これらの特徴は、また、食品保存期間の長期化、各種製品の輸送エネルギーの削減や耐久性の向上などを通じて環境負荷低減に貢献しています。しかし、一方で、石油依存型の生産体系や大量消費型の使用、廃棄物による環境汚染などの面で、高分子材料は環境に対して負の貢献をしていることも事実です。これらの負の貢献を低減するために、現在、高分子材料の"循環材料化"が強く求められています。吉江研究室では、炭素循環、物質循環の環における位置づけを明確にした環境低負荷型の高分子材料の開発を目指して研究を進めています。

高分子特有の複雑構造とslowな構造形成過程を利用した材料開発を行っています

低分子よりも格段に遅い高分子の分子運動性と、そこから生み出される階層構造は、高分子らしさの本質であり、多彩な性能・機能の源です。例えば、互いに絡み合った高分子鎖は完全に結晶化することは無く、ラメラ構造に代表される結晶相と非晶相が複雑に混ざり合ったナノ構造を形成します。また、ブロック共重合体のミクロ相分離では多彩な美しいナノ構造が発現します。これらの過程をうまく制御することで得られるナノ材料は、効率的なエネルギー変換・貯蔵や、環境低負荷型の触媒開発に役立つことが期待されています。吉江研究室では、高分子の構造と運動の複雑な協調性を理解し、それをダイナミックに制御することを通じて、マテリアルの新たな機能を探求しています。

吉江研究室ではメンバーを募集しています

吉江研究室では環境に優しい高分子に関する研究をしています。所属先は東京大学の生産技術研究所工学系研究科化学生命工学専攻です。大学院生(修士、博士過程)募集の詳細につきましては化学生命工学専攻入試情報のページをご覧下さい。外研生の受け入れ実績もあります。研究室見学は随時受け付けておりますので、お気軽に下記の連絡先までメールまたは電話にてご相談ください。

〒153-8505
東京都目黒区駒場4-6-1
東京大学生産技術研究所 Fe203号室
アクセス方法は研究所のホームページをご覧下さい。
Tel : 03-5452-6309
Email : yoshie*iis.u-tokyo.ac.jp
*を@に置き換えて下さい。

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